西中VOICE

ミツバチプロジェクト活動報告【5月】

🐝5月2日(水)

ゴールデンウィークの真っただ中ですが、ミツバチにお休みはありません。

この日は朝7時から巣の内検をしました。

今の時期は巣分かれ(分封:「ぶんぽう」といいます)してしまうのが最も心配です。

なぜなら、分封するときに半分のミツバチが出ていってしまいますし、ハチミツもかなりの量を持って行ってしまうからです。

そうならないようにするためには、女王蜂の卵(王台:「おうだい」といいます)を取り除かなくてはいけません。

ですが、女王蜂がいることを確認してから王台を取り除かないと、今度は巣の存続に関わります。

そうやって、各群の状態をチェックするのが内検です。

1つの群では女王蜂を確認できましたが、2つの群では見つけられませんでした。

何万匹の中から1匹を見つけるのはなかなか難しいものです。

女王蜂は見つけられませんでしたがミツバチの卵をたくさん産んでいたので、どこかにはいるだろうと判断して王台を全部取り除くことにしました。

  • ①巣の点検中
  • ②屋上に荷物運ぶのも大変
  • ③こんな巣を作っていました!

5月6日(日)

今年初めての蜜絞りです。

再び朝7時からの活動でしたが、世話人たちは十数人集まってくれました。

それぞれの群から、巣脾(「すひ」:写真⑤を参照ください)を交換していきます。

全部で二十枚以上の巣脾を交換して、遠心分離器にかけて貯蜜タンクに貯めていきます。

巣脾の中には蓋をしているものがあるので、熱したナイフで蓋を切ってから遠心分離器にかけます。

  • ④巣を蓋している時はカットします
  • ⑤上手に蓋を取りました
  • ⑥取った蓋も美味しいんです!

5月9日(水)

タンクにたまったハチミツを600gのビンに詰めていきます。

みんなで協力して作業していきます。

ビンに詰めて、フタをして、さらにプラスチックの封緘(「ふうかん」)をします。

封緘は、販売するときに未開封だとわかるようにするために行っています。

今回は60本以上のビンに詰めることができたので、採蜜量は約38kgにもなりました!

  • ⑦遠心分離器で回します
  • ⑧みんなで協力
  • ⑨先生も協力

5月13日(日)

女王蜂の卵がかえるのは、ミツバチの卵がかえるよりも早く、2週間ほどでかえってしまいます。

ですから、内検は10日前後で行うようにしています。

前回の内検から10日以上経っていますので、この日は再び内検をしました。

2群では女王蜂を確認しましたが、1群では何度見直しても女王蜂を確認できませんでした。

卵もあるようには思えなかったので、仕方なくこの群は巣の存続をさせることを第1として、採蜜はあきらめることとしました。

  • ⑩たまには家族で参加
  • ⑪はちみつたっぷりとれました
  • ⑫ちょっと一休み

5月20日(日)

2回目の蜜絞りをしました。

世話人達もだいぶ慣れてきましたので、作業も効率よくなってきました。

巣脾を20枚弱交換し、遠心分離器にかけていきます。

アカシアの花が5月上旬に咲き終わっていましたので、採蜜量はそんなに多くはないと思っていましたが、意外にも多くのハチミツを集めてくれていました。

ミツバチさん達、ありがとう。

  • ⑬ビンに詰めていきます
  • ⑭きれいに瓶詰めできました
  • ⑮最後、蓋に封をします

5月23日(水)

再びビン詰めです。

試験1週間前ですが、世話人たちが十人ほど集まってくれました。

さすがに2回目ですと、みんな手慣れてきますね。

ビンが約40本にもなり、早くも合計100本到達です。

  • ⑯クローバーも成長中
  • ⑰みかんの花が咲きそうです
  • ⑱ネズミモチの木にも蜜蜂が











































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