西中VOICE

なぜ学ぶのか-NHK大河ドラマ「花燃ゆ」より-

一昨日、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が始まりましたね。みなさんは見ましたか?今回は幕末の動乱期に志を持った若者を育てた吉田松陰とそれを支えた家族を題材にしたドラマです。松陰というと様々な名言を残していますが、個人的に好きな言葉はこれです。

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。

夢や志が私たちを突き動かすとともに、私たちを支えていることを教えてくれます。そんな松陰が題材となるドラマだったので興味深く見ていたら、心に響く台詞に出会ったので紹介します。

幕府から禁書として見ることも、持つことも許されていない本を長州藩に持ち込んだ者をとがめる叔父に対して、吉田寅次郎(後の松陰)意見を言う場面でした。

 

吉田寅次郎(松陰)の台詞

人は何故学ぶのか

学ぶのは知識を得るためでも職を得るためでも出世のためでもない

人にものを教えるためでも尊敬されるためでもない

己のためじゃ

己を磨くために人は学ぶんじゃ

 

それを聞いていた禁書の持ち主、小田村伊之助が続けて訴えます。

 

小田村伊之助の台詞

人は何故学ぶのか

与えられた役割を果たすためではない

かりそめの安泰に満足し

身の程をわきまえ

無知で世間知らずで

何の役にも立たぬ己のまま生きるなど御免です

何故学ぶのか

この世の中のために己がすべき事を知るために学ぶのです

私はこの長州を、日本国を守りたい

己を磨きこの国の役に立ちたい

そのために学びたい

まだまだ学びたい

 

少し難しいかもしれませんが、「なぜ学ぶのか」という問いに対する答えが見える、そんな言葉だと思いました。

さて、明日から始業です。たくさんのことを学び、自分を磨きましょう。この世の中のために自分が為すべきことが為せるように。





























































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