西中VOICE

【言語】生徒スピーチ(終業式)その②『西華祭(学園祭)を終えて』

先日行われた終業式で発表された生徒スピーチを紹介します。

 

『西華祭(学園祭)を終えて』

 

中3 片岡さん <今渡北小学校出身>

もう期末テストが終わり、体育祭も近づいてきています。新しいクラスになってワクワクした気持ちで満たされていたのが昨日のことのようです。その時の流れの早さに驚いている人もいるかもしれません。西華祭という大仕事を終えた私に、1・2年生の時の思い出が蘇ってきました。

    1年生の時、初めての西華祭で部門を選ぶときは迷わず演劇部門を選びました。今までに演劇の経験があったからです。その頃から、3年間演劇部門で活動しよう、と心に決めていました。

    1、2年生の時の活動で実感したのは、3年生の先輩のすごさ。大変なこともいろいろあるだろうに、後輩には一切その姿を見せないことに驚きました。こうして振り返ってみると、自分は西華祭のリーダーとして、ふさわしい姿だったのか?と疑問に思います。無計画なところが出てしまって一から考え直さなければならない事もありました。そんな時に本来1年生はあまり関わらなくてもいいところに引き摺り込んでしまい、大変な思いをさせてしまったと思います。でもその度にみんなはきちんとこたえてくれ、その姿にとても感謝しました。本当にみんな頼もしくて、3年生が7人しかいないというのも忘れられるほどでした。中学生最後の西華祭で、こんなにも頼もしい仲間と作品を作り上げられたことが本当に幸せです。

      西華祭を通してわたしが学んだことは、自分は1人ではない、ということです。当たり前のことですが、その気持ちが活動において1番大切だと思います。これから先皆さんが西華祭などの1つの作品を作っていく中で困ることがあったなら、このことを思い出して欲しいです。リーダーたちが1つにまとまることで、単に参加しているだけの傍観者も1つにまとまることができると思います。そこで、特にみんなが支えてくれている、と実感できます。また、活動に楽しさを見出せない人が一体感のおかげで活動が楽しいものになったら、それはリーダーにとってもメリットです。みんなが楽しくてそれでいて活動が意義のあるものになったらそれが1番いいですよね。リーダーは1人で抱え込まず、リーダーの周りの人は空気を作り、参加している人はその空気にきちんと飲まれることが大切なのではないでしょうか。活動はリーダーだけによって成り立っているとは考えず、このように考えて活動してみてください。

 

*西華祭(学園祭)を通して本当に大きく成長してくれました。うれしく思います。

 





























































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