西中VOICE

沖縄研修1日目、2日目 じんぶん学校&伊江島

1日目、2日目と女子と男子は別行程を進みます。女子は、沖縄県名護市にある「じんぶん学校」へ。男子は「伊江島」へ出発!

「じんぶん学校」のじんぶんとは、沖縄の言葉で「生きる知恵」というそうです。沖縄らしい亜熱帯の林を抜け、山道を下った所にじんぶん学校はあります。目の前には、太平洋の水平線が広がる綺麗な海、浜辺はサンゴが砕けた白い浜が広がります。

じんぶん学校には、電気やガスがありません。なので、お風呂のお湯を沸かすときや調理をするときは浜辺から拾ってきた流木を薪にします。薪をまず調達し、割る所からスタートです。立ち上る煙と戦いながらみんなでご飯を作ります。また食材はじんぶん学校に自生している物を取ってきます。海から魚を釣ってきたり、近くに生えているシークヮーサーを取ったりしました。沖縄料理にある「ゆし豆腐」も作りました。水に浸した大豆を石臼ですりつぶし、豆乳を絞ります。そこに海水を入れます。天然のにがりで豆腐の完成です!自然の中で食べる釜戸で炊いたご飯はすごく美味しかったです。海では、サンゴや珍しい形の貝殻を探してアクセサリーを作ったり、シュノーケリングを楽しみました。

じんぶん学校には、今年の台風被害が少なからずあったそうです。下ってきた山道も所々崩れていたり、生徒が過ごす母屋には流されてきたゴミや砂が堆積してしまったそうです。細かい発泡スチロールのゴミの破片を細かい砂から取り除く作業などがスタッフさん達によって行われました。伺った11月には生徒達が安心して裸足で活動が出来る浜になっていました。自然の偉大さ、大切さ、日常生活での豊かな生活、その恵まれた環境、そして、自然環境を大切し保全・教育活動をされているスタッフの方々への感謝を感じることが出来ました。

  • じんぶん学校前の海
  • シークァーサー採り
  • 夜の暗さを実感

伊江島では、数人組に分かれてのホームステイを体験しました。伊江島では、三線を弾いたり、貝殻でフォトフレームを作ったり、沖縄料理をおばぁと一緒に作ったりと、沖縄文化体験が出来ました。特に、沖縄の方言や戦争、平和について、沖縄に住んでみえる方々から生の声を聞けたことは非常に貴重な体験になりました。1泊2日の伊江島体験でしたが、帰りのフェリーでは、別れを惜しんで涙する生徒もいました。一期一会。一生忘れられない出会いになったと思います。最後は、さようならではなく、「いってらっしゃい」「いってきます」と挨拶を交わしました。

  • いざ、伊江島へ!
  • 伊江島の夕焼け
  • 行ってきます!























































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