西中VOICE

2年生動物学研修事前学習を行いました。

今日は犬山市にある日本モンキーセンターから、主席学芸員の高野智先生にお越し頂き、中学2年生対象に事前学習を行いました。

テーマは、「サルを知ることはヒトを知ること」についてと「骨から分かること」についてです。

最初に「サルについて」では、わたしたちヒトを含めた霊長類について、進化と多様性、霊長類学の歴史、日本モンキーセンターの歴史と役割、骨から読み取れることについてなど、テーマはたくさんありましたが、とても分かりやすい講義でした。

次に「骨から分かること」については、実際にチンパンジーとヒトの骨格標本を用いて、からだのつくりの相違点を見つけ、なぜその違いが見られるのか考察してみようという実習が行われました。生徒達は、一本の骨をじっくり見比べる子もいれば、全体的なバランスや形を見比べる子もいて、それぞれに観察・考察をしていました。

最後に、考えた考察を発表し合い、先生の解説を聞くと、「へぇー」「だからかー」などの声を上げる生徒もいて、一言にサルと言っても様々な切り口から見て考えることが出来ることや、自分達がまだ知らない事が世の中にはたくさんあることを感じさせられる一日でした。

 

次回は、11月13日に日本モンキーセンターに赴き、実際にサルを観察しながらの実習となります、今日の刺激は生徒たちに「科学の眼」を作ってくれたと思います。

 

  • 物を噛むときの筋肉の動きは?
  • 実際にさわってみよう!
  • ヒトとチンパンジーの骨格の違いを見つける


























































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